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    • 2019.01.27 Sunday
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    高松宮記念 G1 (2016)

    0
      中京競馬場 1200m (芝) 定量 4歳以上オープン

      ●JRAホームページのデータ分析(今週の注目レース)

      1. 前走と同じ騎手 ( 緑 )
         < 過去10年の3着以内馬30頭のうち25頭 >

      2. 単勝オッズ「9.9倍以下」
         < 過去10年の優勝馬すべて >

      3. 前走が「阪急杯、オーシャンS、シルクロードS」で3番人気以内 ( 黄色 )
         < 過去10年の優勝馬10頭のうち9頭 >

      4. 「3走前までに単勝1番人気で4着以下に敗れていた」または
         「3走前までに単勝2番人気で7着以下に敗れていた」( オレンジ )
         < 過去10年連続連対している >

      5. 前走が年明け初戦で単勝2番人気以内に支持されていた ( 青 )
         < 過去6年の優勝馬すべて >

      ●出走表


      ●雑感
      オレンジの項目が面白い視点になっていますが、中京競馬場は他の競馬場で勝てなかった馬にチャンスがめぐってくる傾向があります。直線が長いとはいえ、最後方から差すのは難しいと思うので、中段からしっかりと差し足を伸ばせるアルビアーノとビッグアーサーに魅力を感じます。

      ●レース結果


      ●検証
      データ分析は、前走で単勝人気が高かった馬を高く評価する内容になっており、実際にその通りの結果になりました。

      ●感想
      この週の中京競馬場は、タフなコースではあり得ないような好タイムが続出して話題になりました。しかし、高松宮記念に関してはリニューアルオープン後の最初の3ハロンが遅すぎるように感じていたので、今年は33秒前半ぐらいにはなるかもしれないと思っていました。逃げ馬に実力馬が揃ったことと、芝のコンディションが重なって高速決着になったと思います。

      マーチステークス G3 (2016)

      0
        中山競馬場 1800m (ダート) ハンデ 4歳以上オープン

        ●JRAホームページのデータ分析(今週の注目レース)

        1. 外寄りの馬番「9〜16番」が優勢 ( 薄い青 )
           < 過去10年の優勝馬10頭のうち9頭 >

        2. 負担重量が「55kg以上」 ( 薄い紫 )
           < 過去10年の優勝馬すべて >

        3. オープンクラス・ダート1800m以上のレースで過去3走以内に「1着」がある ( 緑 )
           < 過去10年の優勝馬10頭のうち7頭 >

        4. 過去5走で2勝以上している ( 黄色 )
           < 中山競馬場開催の過去6回の優勝馬すべて >

        ●出走表


        ●雑感
        データを優勝馬に絞って調べたところ人気のバスタータイプ、サンマルデュークに該当項目が集まりました。バスタータイプは上がり馬で、いかにもマーチステークスを勝ちそうな馬という先入観をもってしまいますが、中山ダート1800mは内枠が不振な点が気にかかります。サンマルデュークは、前半はゆっくり行って後半の末脚にかける馬で、蛯名騎手に乗り変わってもこの極端なスタイルを取るのかどうかに注目しています。

        ●レース結果


        ●検証
        データ分析のどの項目にも該当しなかったショウナンアポロンが優勝しました。

        ●感想
        中山開催の過去10回と比べて最初の3ハロンが2秒近く遅くなり、ショウナンアポロンが逃げ切りました。騎手が各馬の差し足を警戒し、少しでも脚をためておきたい心理が働き過ぎた感じがしますが、ほぼ人気どおりの決着になっているとおり、このレースではショウナンアポロンが強かったといえると思います。

        毎日杯 G3 (2016)

        0
          阪神競馬場 1800m (芝・外) 別定 3歳オープン

          ●JRAホームページのデータ分析(今週の注目レース)

          1. JRAの重賞で5着以内に入った経験があるか、JRAの4大場の500万下またはオープン特別で連対経験がある ( 緑 )
             < 過去10年の3着以内馬30頭のうち26頭 >

          2. JRAの1800mのレースで3着以内に入った経験がある ( 黄色 )
             < 過去10年の3着以内馬30頭のうち25頭 >

          3. 前走が重賞、または前走で2着以内に入っている ( オレンジ )
             < 過去10年の3着以内馬30頭のうち28頭 >

          4. 馬番が「1〜9番」
             < 今年は出走頭数が10頭 >

          ●出走表


          ●雑感
          毎年フルゲートにならないレースですが、今年は好調な馬も少ない印象です。緑色の馬に注目しており、そのなかでもアーバンキッドとロワアブソリューは、前半の速い流れに慣れている点、ローテーションに無理がない点がいいと思います。また、ディープインパクト産駒のディープエクシードも今年のメンバー構成ではチャンスがあると思います。

          ●レース結果


          ●検証
          3着以内すべてに前走が重賞だった馬が入りました。

          ●感想
          1000mの通過タイムが1.01.6のスローペースで、ラスト3ハロンが33.3という上がり勝負になりました。スマートオーディンはこの展開を得意としていること、さらに状態が良くなっていたこともあり、その力を見せつけました。次走は皐月賞になると思いますが、タフな中山の2000mでどの程度通用するのか、新種牡馬ダノンシャンティの産駒という意味でも注目したいです。

          日経賞 G2 (2016)

          0
            中山競馬場 2500m (芝) 別定 4歳以上オープン

            ●JRAホームページのデータ分析(今週の注目レース)

            1. 人気のない馬が馬券に絡むケースも多い

            2. 前走が「前年11月以降のG1」「アメリカJCC、日経新春杯、京都記念」「白富士S」( 黄色 )
               < 過去10回の優勝馬10頭のうち9頭 >
               < 過去10回の連対馬20頭のうち18頭 >

            3. 前走と同じ騎手 ( 薄い紫 )
               < 乗り替わりの馬より勝率、連対率、3着内率が高い >

            ●出走表


            ●雑感
            データの多い古馬の重賞ですが、データ分析の項目が少ないです。今年は有馬記念で上位にきた、年齢の若い馬が集まっているため、単勝人気の高い馬がそのまま上位にくるのではないかと思います。

            ●レース結果


            ●検証
            騎手が乗り変わった馬が上位にきました。有力騎手はドバイに行っていたため、有力馬の乗り替わりが多くなり、データ分析とは異なる結果になったと思われます。

            ●感想
            頭数が少なく、有力馬が前半に無理な駆け引きをしなかったためかなりのスローペースになりました。その結果、ラスト4ハロンが46.1という、長距離のレースとしては厳しい上がりの勝負となり、先行していた実力馬の競り合いをゴールドアクターが制しました。

            フラワーカップ G3 (2016)

            0
              中山競馬場 1800m (芝) 別定(牝) 3歳オープン

              ●JRAホームページのデータ分析(今週の注目レース)

              1. JRAのレースで2勝以上している ( 緑 )
                 < 過去10年の優勝馬10頭のうち7頭 >

              2. 前走が1着で2着馬に0.2秒以上のタイム差をつけた ( 黄色 )
                 < 過去10年の優勝馬10頭のうち6頭 >

              3. デビュー戦で5番人気以内だった ( 薄い紫 )
                 < 過去10年の優勝馬10頭すべて >

              4. デビュー戦を勝利していた馬が4年連続で優勝している ( 青 )

              ●出走表


              ●雑感
              デビュー戦にこだわったデータ分析になっています。今年は2勝している馬が2頭しかいません。ゲッカコウは中山の1800、2000mを中心に使っており、内枠も有利に働くと思われます。また、栗東からこのレースを使いにくる馬はオークスを意識していると思うので、馬格のあるエンジェルフェイスに注目しています。厳しいレースを経験してきているラブリーアモンも、長距離適性があるとすればチャンスがあるように感じます。

              ●レース結果


              ●検証
              「前走が1着で2着馬に0.2秒以上のタイム差をつけた」馬(黄色)の4頭がすべて5着以内に入りました。

              ●感想
              項目の2(黄色)は条件が細かく該当馬も少ないのですが、しっかり結果が出ていることに感心しました。中山の1800mは他の競馬場よりもタフなコース設定になっているので、2000m以上の距離を経験している馬や、タイム差を離して勝っている馬がポイントになると思いました。

              阪神大賞典 G2 (2016)

              0
                阪神競馬場 3000m (芝) 別定 4歳以上オープン

                ●JRAホームページのデータ分析(今週の注目レース)

                1. JRAの2400m以上の重賞で3着以内に入ったことがある ( 緑 )
                   < 過去10年の優勝馬すべて >

                2. 5歳以下、またはJRAの2500m以上のG1で4着以内に入っている ( 黄色 )
                   < 過去10年の3着以内馬30頭のうち29頭 >

                3. JRAの3歳限定・2400m以上のG1、G2で4着以内に入っている ( オレンジ )
                   < 過去5年の3着以内馬15頭のうち12頭 >

                4. 前年以降にJRAの2200m以上のG1、G2で5着以内に入っている ( 青 )
                   < 過去5年の3着以内馬15頭のうち14頭 >

                5. 馬番「1〜3番」 ( 薄い青 )
                   < 過去5年の3着内率53.3% >

                ●出走表


                ●雑感
                若い馬であることと、3歳のうちに長距離で実績を残していることが重視された分析になっています。トーホウジャッカル、タンタアレグリアがあらゆる面で分析の条件をクリアしています。馬番「1〜3番」が有利なのでカレンミロティック、アドマイヤデウスにも注目しています。

                ●レース結果


                ●検証
                4、5歳で長距離実績のある馬がデータ分析どおりに上位にきました。

                ●感想
                シュヴァルグランは思っていたよりはるかに強く、ハーツクライ産駒の長距離適性を再認識しました。今年の日経新春杯の上位馬は、サトノノブレスも中日新聞杯を勝ち、ダコールも小倉大賞典で2着にくるなど好調です。

                スプリングステークス G2 (2016)

                0
                  中山競馬場 1800m (芝) 馬齢(牡・牝) 3歳オープン

                  ●JRAホームページのデータ分析(今週の注目レース)

                  1. 前2走の着順が4着以上 ( 緑 )
                     < 過去10年の優勝馬すべて >

                  2. 前走のレースの条件はあまり関係なし

                  3. 直近で優勝したレースでの2着とのタイム差に注目

                  4. 芝のレースで2勝以上あげている ( 黄色 )
                     < 過去6年の優勝馬すべて >

                  ●出走表


                  ●雑感
                  ロードクエスト、ドレッドノータスは末脚がしっかりしているので大崩れすることはなさそうです。キンシャサノキセキ産駒のアドマイヤモラールがここに入ってどの程度通用するのかに注目しています。項目4(黄色)のなかでも2000m以上で勝っている馬は人気の2頭とそれほど差がないのではないかと思っています。

                  ●レース結果


                  ●検証
                  4着以内すべてに芝のレースで2勝以上あげている馬が入りました。

                  ●感想
                  2勝以上あげている馬のなかでも芝2000mを勝っているか、好走している馬が上位にきました。キンシャサノキセキ産駒で京成杯4着のアドマイヤモラールに注目していましたが、結果は最下位でした。

                  ファルコンステークス G3 (2016)

                  0
                    中京競馬場 1400m (芝) 別定 3歳オープン

                    ●JRAホームページのデータ分析(今週の注目レース)

                    1. 過去10年で単勝オッズ「4.9倍以下」の3着内率が50.0% ( 薄い紫 )

                    2. 前走のレースのどの条件からも優勝馬が出ている

                    3. 前走が「1着」の馬 ( 薄い青 )
                       < 過去10年の3着以内馬30頭のうち12頭 >
                       前走が「6〜9着」の馬 ( 薄い緑 )
                       < 過去10年の3着以内馬30頭のうち10頭 >

                    4. 4走前までに「1400mのレースで優勝」した馬 ( 黄色 )
                       < 過去9年で毎年連対している >

                    ●出走表


                    ●雑感
                    今回のJRAのデータ分析は改修前のデータも入っています。色を薄くしているとおり、あまり強調できるデータはありません。面白いのは項目の3で、力のある馬が順当に上位にくる反面、今までの競馬場ではいまいちだった馬が馬券に絡む難しさがよく表れていると思います。シュウジは、単勝オッズ「4.9倍以下」になると思われるため、3着以内に入る可能性は高いと言えそうです。

                    ●レース結果


                    ●検証
                    「4走前までに1400mのレースで優勝」した馬(黄色)は今年も連対したことになります。
                    単勝オッズ「4.9倍以下」 はシュウジは着外ですが、トウショウドラフタは優勝しました。

                    ●感想
                    最初の3ハロンが33.3、上がり3ハロンが39.7というなかなかお目にかかれない通過タイムとなりました。しかし、馬券的にはそれほど荒れず、差し足のしっかりしている2頭と、最内枠の先行馬で決着が付きました。全体的に外枠の馬が上位にきているので、内枠の馬は相当走りにくい馬場状態だったと思われます。

                    フィリーズレビュー G2 (2016)

                    0
                      阪神競馬場 1400m (芝) 馬齢(牝) 3歳オープン

                      ●JRAホームページのデータ分析(今週の注目レース)

                      1. 過去10年で「1〜3番人気」が7勝

                           参考: 過去10年で4番人気以降の馬が2着9回、3着9回。

                      2. 関東馬の好走率が関西馬より高い ( 薄い紫 )

                      3. 前走が「重賞」または「エルフィンS」 ( 緑 )
                         < 過去10年の優勝馬10頭のうち8頭 >

                      4. 4走前までに1400mのレースを勝利している ( 黄色 )
                         < 過去10年で9回連対 >

                      ●出走表


                      ●雑感
                      阪神の1400mは内回りコースを使っていて、マイラー型よりはスプリント型、内枠先行有利といった印象があります。過去4走で1800m以上のレースを使っている馬が一頭もいないことからも、スプリント能力が重視されていることがわかります。

                      ●レース結果


                      ●検証
                      「4走前までに1400mのレースを勝利している」馬が3着以内に入りました。4番人気以降の馬が2、3着に来る法則は今回は崩れました。

                      ●感想
                      阪神競馬場に外回りコースが新設されて以降、内回りコースを使うこのレースは桜花賞の前哨戦としての重要度が低下しているように思います。桜花賞に限らず、今後のレースのための経験を考えた場合、フィリーズレビューよりはチューリップ賞という選択になってしまうと思います。

                      中山牝馬ステークス G3 (2016)

                      0
                        中山競馬場 1800m (芝) ハンデ(牝) 4歳以上オープン

                        ●JRAホームページのデータ分析(今週の注目レース)
                        * JRAのデータ分析を参考にしてデータを優勝馬に絞っています。

                        1. 前年以降にJRAの重賞で7着以内に入っている ( 緑 )
                           < 過去10年の優勝馬10頭のうち10頭 >

                        2. 前走の着順が「6着以内」か、前年以降のJRA重賞1600〜1800mで優勝している( 黄色 )
                           < 過去10年の優勝馬10頭のうち10頭 >

                        3. 過去10年で「5歳以上」の馬が8勝 ( 薄い紫 )

                        4. 前走との間隔が「中3週以上」 ( 全馬に該当 )
                           < 過去4年の優勝馬すべて >

                        5. 前年以降にJRA重賞で優勝経験があり、かつG1またはG2で3着以内に入っている ( オレンジ )
                           < 過去4年の優勝馬すべて >

                        ●出走表


                        ●雑感
                        ルージュバック、アースライズに魅力を感じますが、データでは5歳以上が優勢となっています。

                        ●レース結果


                        ●感想
                        1000m通過タイムが63.7と超スローにもかかわらず先行した馬が沈む展開になりました。今週の中山の芝レースは1コーナーから向こう正面の部分で時計がかかっており、63.7でも超スローとまでは言えない馬場であった可能性があります。ルージュバックはさすがに健闘しましたが、このレースは4歳馬が人気を裏切る傾向にあるようです。

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